Wing of Sophiaa
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> <FONT FACE="メイリオ"> > 新しい年となりました。あるいは、新しい「春」が訪れたとも。 > > 「夢のヴェネツィア」というのは、「ヴェネツィアへの道」と云う名 > の絵があり、ここから派生しています。 > そういう名の絵を他の人も描いているかも知れませんが、ここで云う > 「ヴェネツィアへの道」は、わたしが30歳頃に描いた水彩画です。 > > この頃は水彩画を描いていたというか、絵に着色するとき、水彩が手 > 軽であったということです。この十年ぐらい、昔のような水彩はない > のかと捜しているのですが、絵の具の種類が大きく変化してしまって、 > アクリル絵の具とか、何かよく分からない。 > > それはともかく、「ヴェネツィアへの道」という絵は、これは、夢で > 何かを見て、それを絵に描いて、着色したのだと思う。 > この絵は、割と小さな絵であるが(B5の紙に描いているはず)、い > までもどこかにあるはずである。当時としても、下手な絵だとは思っ > ていたが、いま描く絵よりは、ましな絵のはずです。(昔は、ほぼ毎 > 日、絵のスケッチとかしていて、いまよりデッサン力があった)。 > > 絵柄は、半分裸身に近い(ただし、何かローブのようなものをまとっ > ていたはず)青年が、緑の葉のついた杖を持ち、真っ暗な洞窟から出 > て来ている情景である。真っ暗な洞窟は、この人物を囲んで、洞窟の > 出口の縁が周りに描かれていることで表現されている。そして、この > 人物の前には、高い山から見晴らしたような眺望が開けていて、足下 > にある地面から、連続しているように、左右に曲がった長い小径が、 > 眺望のなか、遙かな下方へと続いている。そして、この道の先に、幽 > かに都市か邑のような構造があって、道はそこへと続いている。この > 遙かな都市、しかし、歩けば、すぐ到達できるような感じの都市が、 > ヴェネツィアと呼ばれる。 > > 歴史的に、およそ二千年前頃から造られ初めて、中世から近世にかけ > て、海洋国家として名をはせたヴェネツィアと同じ名であるが、この > 絵の「ヴェネツィア」は、スペインと同盟して、オットーマントルコ > をレパントの海戦で打破したヴェネツィアのことではない。 > > しかし、起源的には、この「ヴェネツィア」から名前が来ていること > は間違いがない。何故、ヴェネツィアという名にしたのか、いまとなっ > ては分からないが、到達すべき目的地として、「ヴェネツィア」が名 > 付けられている。 > > この4,5日か1週間、色々と思うことや、考えることがあったが、 > 人はそれぞれに、自分が目的とする「何かの場所」を持っているのだ > ろうということがある。わたしは、色々な名前を付けているのと、そ > れぞれの名に関係して「物語」があるので、「ヴェネツィアへの道」 > の物語も、何時か具体的な話として書きたいとも思っている(思って > 来た)。 > > 『灰羽の悲歌』という話を書いていると云うか、途中まで書いて、先 > をどうするのか、考えていくと、迷宮のようなことになって、一旦そ > れは筆をおいて……というのがあった。『銀の薔薇のソネット』とい > う話も書いていたが、途中で、筆が進まなくなった(この話の設定の > 延長の一つで、『灰羽の悲歌』が出て来たのだと思うが、色々な話を > 考え、幾らか書いて、筆を置くと云うことを繰り返しているので、整 > 理して、表にでもしないと、何を書いていたのか、何を構想していた > のかよく分からない)。 > > ------ > > 話として纏まりがないが、「ヴェネツィア」という名前に関連して、 > 昨年の十一月だったのか、秋の頃に、十巻近くの本をまとめ買いして、 > ほとんど一気に読んだ話に、オットーマントルコ帝国の大帝スレイマ > ン一世の治世において、ハレムにあって活躍した、「寵姫」という称 > 号を持った後宮側室ヒュッレムを主人公とした少女漫画を思い出した。 > > 非常に面白い話で、歴史漫画としてはちょっとおかしい(というか、 > 非常におかしい)が、日本人向けの少女漫画なので、こういうスタイ > ルになるのだとしか云いようがない。 > > 篠原千絵の『夢の雫、黄金の鳥籠』で、現在、10巻まで出ている。 > 次が読みたいというところだが、大体、半年に一巻刊行なので、なか > なか話が進まない。10巻が出たのが、昨年の8月10日なので、す > でに4ヶ月経過している。そろそろ予約できるように思う。 > > 以下が10巻のアマゾンのページである: > <A HREF="http://6905.teacup.com/sion/bbs?M=JU&JUR=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fdp%2F4091394353%2F">https://www.amazon.co.jp/dp/4091394353/</A> > > 本の表紙が黒の枠に入っているが、この作品は、奇数巻は表紙の絵の > 背景は白で、偶数巻は、この10巻のように、黒い枠が付いている。 > 一応、歴史漫画なので、スレイマンとヒュッレムの史実の歴史を調べ > ると、話の今後の進行が大体分かるはずであるが、調べていない。ス > レイマンの治世は長く、遠征の回数も多数あるので、10巻で、よう > やくスレイマンの治世4,5年目で、第三回遠征を計画している・実 > 行を開始しているのでは、先がどうなるのか、よく分からない。ヒュッ > レムは、寵姫として、例外的な地位をオットーマン帝国の宮廷で築い > た人物なので、まだ先が長い。どこかで話を打ち切って、あとは、年 > 代記風に何十年かの時間を一巻で終わらせるという手法かも知れない。 > まともに全部書いていると、40巻ぐらい必要になる。しかし、多分、 > 二十巻ぐらいで終わると思う(その前後だと思う)。 > > あしべゆうほは、『クリスタル・ドラゴン』は一体どうなったのか、 > 何か知らないという思いであるが、物語を精緻に設計して完成させる > 作家もいる。 > > 大和和紀の『イシュタルの娘』は、16巻で完結した。16巻は昨年 > の11月13日にリリースであるが、これが最終巻とは思っていなかっ > た。最後まで読むと、話が完結しているので、はじめて最終巻だと気 > 付いた。戦国期から江戸時代初頭にかけて活躍した才女、小野於通の > 生涯を描いた伝記漫画であるが、最後の巻の作者の言葉を読むと、こ > の話は、ほとんどがフィクション(作者の創作)だと分かった。 > わたしも、小野於通については、だいぶ前から興味があったが、於通 > の生涯についての資料とか、本とか見たことがない。大和和紀が最終 > 巻の後書きで、小野於通については、名前が有名であるが、歴史的資 > 料がほとんどなく、実像が不明なので、色々と想定して、人物伝記を > 造ったと書いているので、ああ、なるほどと思った。 > > <A HREF="http://6905.teacup.com/sion/bbs?M=JU&JUR=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fdp%2F4065104793%2F">https://www.amazon.co.jp/dp/4065104793/</A> > > つまり、歴史史料がほとんんどない。それにしても、この話で描かれ > る、幕府大奥の実質的な創成者である春日局の姿は、たぶん、これが > 実像ではないかと思える現実感がある。春日局を描いた漫画とか話は > あるが、どこか美化しすぎているような気がしていた。 > > とまれ、複雑な歴史を背景に、大勢の登場人物が出てくる、錯綜した > 物語を、ここまで分かりやすく、しかも無理なく完成させたのは、大 > 和和紀の作家としての力量というしかない。 > > ---------- > 添付画像 > 上)『イシュタルの娘』16巻表紙 > 下)『夢の雫、黄金の鳥籠』4巻表紙(この少女はヒュッレム) > > _</FONT> >
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